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唇を噛んでしまったときの口腔内トラブル

皆さん、こんにちは。

オプシアミスミローズ歯科医院

歯科医師の永野です。

 

みなさんの中には、よく誤って唇を噛んでしまうという

方はいませんか?

 

食事中や集中しているときに無意識に唇を噛むという事は

誰でも一回は経験している事なのではないでしょうか?

 

今回は誤って唇を噛んでしまうことから生じる、

口腔内トラブルについて説明したいと思います。

 

まずは①アフタ性口内炎です。

これは誤って唇を噛むことにより

唇の粘膜に傷が出来てしまい、

その傷口から感染してしまうことにより生じます。

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 アフタ性口内炎に関しては2週間ほどで自然治癒することが多いです。

ただどうしても痛くて食事が不便な場合は、

口内炎表面にレーザーを照射して

かさぶたを作り痛みの軽減をする方法があります。

また当院には塗り薬も備えてあります。

 

続いての口腔内トラブルは

②粘液貯留嚢胞です。

口腔内には無数に唾液腺の出口があります。

その出口を誤って噛むことでふさいでしまい、

口腔内に出るはずだった唾液が溜まってしまい、

唇の裏側に水ぶくれとなっている状態です。

C1

粘液貯留嚢胞に関しては自然治癒する事はほとんどありません。

水ぶくれがつぶれて一時的になくなりますが

再び唾液が溜まってきて再発する事が多いです。

こういったときにはレーザーなどを用いて切除する事が多いです。

 

以上2つの口腔内トラブルを紹介しましたが、

いずれの症例に関しても治療経験は豊富です★

少しでも気になる際は、スタッフまでお尋ねください。

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