close

EN

妊婦歯科(マタニティ)

Maternity

妊婦歯科をご存じですか。お口の中の状態が悪いと赤ちゃんにまで影響を与えてしまいます。そのため妊娠中からお口の環境を整え、お母さまにとっても赤ちゃんにとっても良い状態にすることが非常に大切です。では、あなたに妊婦歯科が必要かどうか、どのような治療法があるのかを見ていきましょう。

1つでも当てはまることが
あればご相談ください

1つでも当てはまることがあればご相談ください

妊婦さんの虫歯や歯周病が赤ちゃんに与える悪影響

妊婦さんの虫歯や歯周病が赤ちゃんに与える悪影響

妊娠中はホルモンバランスの変化やつわりの影響で、お口の中のトラブルが増えてしまいます。歯磨きが思うようにできなかったり、食事の時間が不規則になったりすることも、歯周病や虫歯が増える原因です。

「赤ちゃんには関係ない」と思われるでしょうか。しかし、虫歯は母子感染するため、妊婦さんに虫歯が多いと赤ちゃんの虫歯リスクが高くなってしまいます。もちろん虫歯だけではありません。ある研究によれば「歯周病は早産や低体重児出産のリスクを高める」という恐ろしい結果も(※)。虫歯や歯周病は、タバコやアルコールと同様に、注意しなければならない病気なのです。

※出典:「妊娠期の歯周状態と低体重児出産のリスクに関する観察研究」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdh/66/3/66_322/_pdf

妊婦歯科でキレイをキープ

妊婦歯科でキレイをキープ

つわり・流産・早産への影響を踏まえて、妊娠中は比較的安定している20週から30週に治療いただくのが望ましいでしょう。治療は楽な姿勢で受けていただきます。産婦人科からの指示があればお伝えください。

妊婦歯科の中でもプロフェッショナルケアは、無理なく歯の健康を維持してできる治療法です。普段の歯磨きでは落とし切れないプラーク(歯垢)や歯石を歯科衛生士が専用器具でしっかり取り除き、お口の環境を改善していきます。プロフェッショナルケアの後は、妊婦さん一人ひとりの口内環境に合ったブラッシングを指導いたしますので、歯で悩まれていることや気になっていることがございましたらご相談ください。

妊婦さんと赤ちゃんに
優しいローズ歯科

ローズ歯科では、妊婦さんに少しでも安心してストレスなく治療を受けていただけるようにさまざまな工夫をしています。

  • レントゲン

    レントゲン

    歯科のレントゲンは性腺や子宮から離れており、放射線量も非常に少ないので赤ちゃんへの影響はほとんどありません。当院ではデジタルX線装置を使用しておりますので、従来型X線撮影と比べて大幅に体への負担を軽減できます。レントゲンを撮る際には防護エプロンをしていただきますので、放射線量を限りなくゼロに近づけることができます。

  • 麻酔

    麻酔

    妊娠中の麻酔や外科処置は最小限に留めたいですが、重症化する可能性があると診断した場合は局所麻酔を使って治療します。歯科で使用される局所麻酔薬(キシロカイン)は、無痛分娩にも用いられており、通常の使用量で赤ちゃんに影響なく使用できます。疼痛によるストレスも赤ちゃんには影響を与えますので、安定期は適切に麻酔を使用した方が良いでしょう。

  • おくすり

    おくすり

    基本的には使用しませんが、必要な場合は使用時期、使用量、使用期間を十分考慮し、妊娠中や授乳中でも使用できる抗生物質、炎症を抑える消炎鎮痛剤を用います。

生まれてくる
赤ちゃんのために

ローズ歯科では、お母さまの健康管理と生まれてくる赤ちゃん、双方の健康を守るお手伝いをさせていただきます。妊娠中、お口の中の変化や不安があればお気軽にご相談ください。

記事監修者:歯科医師 上妻勝美

鹿児島大学歯学部卒業。現在、医療法人健勝会の理事長として、鹿児島市内に4つの歯科医院を開設。口腔インプラント学会・日本審美歯科学会に所属し、ローズ歯科医院では、こだわりぬいた審美歯科治療を中心に診療をおこなう。また、歯科医師臨床研修指導医としても歯科医師の人材育成にも注力。