2012/03

大人の矯正

20代女性の矯正の症例です。
虫歯と左上の小さい歯(水色の丸部分)が気になるとのことでご来院されました。

 

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レントゲンを撮ると、左上の小さい歯(水色の丸)は乳歯であり、
本来この場所に生えるべき犬歯が前歯の上(黄色の丸)に生えてきている状態でした。

 

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カウンセリングの結果、水色丸部分の乳歯を抜歯し、
犬歯を正しい位置へ移動する矯正治療を行うことになりました。

 

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矯正治療というと「子供がするもの」「器具が目立つ」「歯を抜かないといけない」というイメージがありますが、実際は患者様の口腔内の状態によってどのような方法で矯正をするかは手法が異なります。
今回の場合、抜歯が必要な歯は左上の乳歯のみでした。乳歯を抜歯後、ブラケットという器具を歯の表面に取りつけそこにワイヤーを通す手法をとりました。このブラケットにはいくつか種類があり、今回の症例では目立ちにくいクリアブラケットを採用しています。

犬歯以外の歯に矯正器具をつけ、犬歯を動かす準備ができました。次は、左上の犬歯を奥に引っぱるためにボタン装着し左奥歯を利用してゴムの力で奥に引っ張ります。

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このとき犬歯は奥に一定方向の力が加わるようにし、
犬歯が入るすき間は左右に開く力が加わる器具をつけています。3ヵ月後、
犬歯が少しづつ動いてきたのでボタンに引っ掛けたゴムを、より力を発揮するワイヤーにかえました。

 

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矯正開始から約3年後の写真です。犬歯にも他の歯と同様に
ブラケットをつけれるまで移動できました。
この後は矯正で最も重要な噛み合わせを調節していきます。

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↑レントゲンを見ると犬歯が正しい位置に移動した事がよく分かります。

 

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移動した犬歯を裏側から見た写真です。
この症例では約3年間かけて綺麗な歯並びにすることができました。
大人の矯正というと「器具が目立つのがイヤ」・「今さら矯正しても意味が無い」
と思われる方もいますが、そんなことはありません。
当院のスタッフも矯正中ですのでご来院の際にはご覧になってみてください。
歯並びを綺麗にする目的は審美面ははさることながら、「かみ合わせ」
を正常にすることなのです。美しい歯並びは、機能美も備えているのです。
矯正には時間がかかるというデメリットがありますが、
当院で矯正治療をされた患者様は
「こんなに綺麗になるならもっとはやく矯正をすればよかった」とおっしゃってくださいます。

歯並びを綺麗にする方法は今回のような方法を含め、
いくつか選択肢があります。
歯並びやかみ合わせでお悩みの方、
患者様のお口の状態にあった治療方法をご提案いたします。ぜひ、ご相談下さい。

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