2010/11

骨の無い前歯にインプラントをしたい

小学校の頃、体育時間にあたって歯が割れ他院で処置をしたのち、10年も長い間使っていた差し歯が折れた20代男性の症例です。
その間、神経の無い歯のまわりは炎症がおき変色してきたそうです。↓
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まずは変色している部分の歯に入っている差し歯をとります。左の写真は実際に患者様の右上についていた歯です。歯の中のコア(=芯)が折れてしまっています。今回は矯正もしていたので、これ以上健全な歯を削りたくないということでインプラントを希望したそうですが、他院では骨まで無くなっているという事でインプラントは不可能と言われたうようです。↓
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そこで当院では患者様の左下の顎から骨をとり移殖するという方法でインプラントを行うことにしました。右側は実際に左下の顎の骨を摘出した写真です。↓
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摘出した顎の骨を無駄なく隙間にも埋め込みスクリューで固定し(=ベニアグラフト)丁寧に縫合します。↓
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それから約3ヵ月後、当初の前歯の骨の状態よりだいぶふっくらしてきました。左側が3ヶ月前の歯茎の状態、右側が顎の骨を移殖し時間のたった状態です。↓
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実際に移殖した骨がしっかりくっついていることを確認し、インプラント体を埋入します。↓
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さらに2ヵ月後、インプラント体の上部に蓋をする処置を行います。↓
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自然な前歯にみえるよう、コア(=芯)も上に被せる歯もセラミックで作りました。↓
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ここまでくるのに一年以上かかりましたが、患者様の協力も得られたのでとても良い結果になりました。↓
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今年も今日で診療が終わりますが、12月は特にインプラントの症例が多くほとんど毎日インプラントオペの連続でクリスマスにもオペをいたしました。来年も、患者様の「こうありたい!」「こうしたい!」というお口の悩みを少しでも解決できるように技術研鑚に努力いたしますので何卒こうづま歯科医院をよろしくお願いいたします。患者様のお幸せを祈って年を越したいと思います。
ありがとうございました。&Happy New Year!!

こうづま歯科医院 院長 上妻勝美 

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